『家具業界コラム第二回』コロナ禍で売れすぎ!バブリーな家具たち

コロナ 家具

家具業界コラムを立ち上げて本日二回目の投稿です!連投でございます。

そんな事よりまったく、コロナはいつ収束するんでしょうね。ワクチン接種が始まるとはいえ、コロナ自体が無くなるわけでなく不安はつきまといます。

本当に早くコロナが収束しますように・・

ところで、コロナ禍で大変な業界はたくさんありますね。旅行、ホテル、飲食関連など大打撃を受けている業界は本当に多いです。

家具業界についてはどんな状況かご存知ですか?

実は家具業界の中で、とりわけ売上を伸ばしている家具があったりします。

家具業界コラム第2回目は『コロナ禍なのにバブリーな家具たち』をテーマにお届けします。

コロナ禍で売れすぎ!バブリーな家具たち

1位:ワークチェア

ワークチェアは家具の中でも常に需要があるジャンルなのですが、このコロナ禍で特に売上を伸ばしています。

理由は『在宅勤務』が増えたからですね。コロナ以前はテレワークを推奨している企業があったとはいえ、まだまだ浸透しておらず、家で仕事をする会社員は少なかったです。

ところが緊急事態宣言をきっかけに在宅勤務は当たり前の風潮になりつつあります。

自宅で作業をするとなると、困るのが椅子。わざわざ椅子を購入する必要はない!という方もいますが、作業に最適なワークチェアを用意してしっかりと仕事に励む真面目な会社員も多いのですね。

実際、座るチェアによって身体の疲労度合いも変わりますし、作業効率も変わってきます。

そして驚くことに5万円を超えるような高額なチェアが大人気なんです。

ハーマンミラーのアーロンチェアやエンボディチェアなどは一時期生産が追いつかず、欠品してしまったほど(今では解消しています)

ゲーミングチェアも人気急上昇中ですね。

当ブログでもチェアに関する記事は毎日200回以上は読まれており、注目度の高さがうかがえます。

 

2位:ワークデスク

ワークチェアに次いで、作業用のワークデスクも需要が急増しました。特に人気が高かったのが折り畳み式のデスク。使わない時は収納できるので場所を取らず、重宝します。

『安さ』が売りの家具メーカーの折り畳みデスクは一時欠品しまくっていましたが、今では徐々に改善しています。

3位:パーティション

パーティションは一般的にオフィスや店舗で使われるものですが、飛沫感染の観点から導入する企業が激増しています。

オフィス、病院、民間施設、飲食店などジャンル問わずに使える家具なので、生産が追いつかず困っている家具メーカーもあるくらいです。

コロナ以前はパーティションの売上自体は落ち気味だったんです。オープンスペースで開放的なオフィスがトレンドになりつつあったからですね。

ところがコロナが流行りだして、空間を仕切る必要が出てきたわけです。

『これからは開放感のあるカフェスタイルのオフィスが流行しますよ!』『パーティションは今は流行らないですよ〜』とか言ってた家具メーカーも急転換を迫られました。

ちなみによく売れているパーティションは盤面が透明のアクリル板。飛沫を抑止しつつ、圧迫感がないという事でお客様の要望も多いですね。

サイズは高さ180cmのものや机上タイプなど種類も豊富。一時はアクリルメーカーも供給が追いつかない状況でしたが、今ではアマゾンでも気軽に手に入るようになっています。

自治体や民間など関係なく需要は多く、当面はパーティションバブルが続きそうですね。いずれは弾けるのでしょうけど・・

4位:抗ウィルス家具

抗ウィルス家具は感染症対策ができる家具として需要が急増しています。

ジャンル的にはテーブルやデスクが多いのですが、天板に貼られているメラミンが抗ウィルス仕様になっていて、付着したウィルスを激減させるというもの。

正確には『抗ウィルスの素材を使った家具』というのが表現的には的確かと。

メラミンメーカーで有名なアイカやイビメラミンはこぞって抗ウィルスのメラミンを開発、販売しています。

余談ですが抗ウィルス仕様のメラミンをいち早く販売開始したのはイビメラミンだったはず。

2年前、見向きもされなかった抗ウィルス家具が、今後は業界スタンダードになっていくのではないでしょうか。

5位:リビング家具

 

巣ごもり需要とでもいうべきでしょうか。昨年に1回目の緊急事態宣言の前後あたりから、家庭用家具を売るメーカーやショップにおいて、ソファやテーブル、椅子などの売上が急増しました。売上の増大は家具通販に顕著にあらわれていました。

外出できない分、家の模様替えをして楽しむという趣向の方が多かったのでしょう。

家具業界でもキツイ業種はある

バブリーな家具をご紹介しましたが、決して家具業界全体が潤っているわけではありません。

業種によってはコロナの影響で深刻な状態にある会社もあります。特にイベント関連の家具や什器を貸し出すレンタル・リース会社は大変な状況。売上80%減なんて普通に聞きます。

イベント自体が中止や延期など激減しているので、事業としては本当に厳しいですよね。

オリンピックで大量に家具を仕入れて、倉庫まで借りて準備しているところだってあります。

倉庫だって固定費が掛かりますしね・・最終的には国からどこまで補填してもらえるかという話にはなるのでしょうが、本当にコロナのせいで至るところで影響が出ています。

アフターコロナの家具たちよ・・

コロナの影響で生活様式が変わりつつあり、同時にバブリーな家具が誕生したのは事実。

ではコロナが過ぎ去ったあと、家具の動向はどうなるのでしょうか?

あなたはどう思いますか?

私は自宅で使うホーム家具についてはそこまで大きく変化するとは思いません。ただ引き続きテレワーク用のチェアやデスクは売れ続けると思います。

オフィスで使う家具は大きな変化を迎える予感がしています。すでにその予兆は始まっていますが・・

最近では事務所縮小やオフィスの撤退などが相次いでいますが、何より働き方そのものが大きく変化していますね。オフィス家具のあり方も変わらざるをえないのではないでしょうか。遅かれ早かれパーティションバブルはいずれ弾けることでしょう。

ウィズコロナからアフターコロナへ。どうなる家具業界。