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バランスチェアは本当に姿勢が良くなる?家具マーケターが解説

バランスチェア 姿勢

バランスチェアは本当に姿勢が良くなる?家具マーケターが解説

バランスチェアは独特なデザインから『本当に姿勢がよくなるの?』『どうやって座るの?』と疑問に思う方が多いです。

実際にバランスチェアは座るだけで、本当に姿勢が良くなります。

この記事で分かること
・バランスチェアの特徴
・バランスチェアの魅力
・高評価!人気のバランスチェアをご紹介
筆者プロフィール
・家具業界で働く現役の家具マーケター。家庭用家具、オフィス家具を中心にマーケティングやセールス、企画開発を行う。特に『椅子』が好き。詳細のプロフィールはこちら

バランスチェアの特徴

バランスチェア 特徴 メリット

デザイン

初めて見る方は、恐らくどうやって座るんだろう?と思うことでしょう。

バランスチェアは独特なデザインで、一般的な椅子と違い背もたれが付いていません。

上部のクッションにお尻を乗せて、下のクッションにスネを乗せて座るため、床に足が付かないようなデザインになっています。

これがバランスチェアのデザインの特徴です。

メーカーによっては多少のデザインの違いはありますが座り方自体は一緒なので、どこのメーカーのバランスチェアもデザインはよく似ています。

サイズ

バランスチェアの平均的なサイズ幅45cm前後 奥行き62~75cm前後 高さ45~53cm前後

サイズはメーカーにより異なりますが、おおよそ規格で決まっています。

基本的な使い方は足置きのクッションの高さを調節して、身長に合わせて使います。

幅は調節できません。

「奥行き」と「高さ」はクッションの位置を調節する事で変わってきます。

対象年齢

対象年齢はあまり関係がなく、身長によって適合するか決まります。

市販されている多くのバランスチェアは、身長110cm~180cmまでと幅広く使えるものが多いです。

身長110cmからとすると、小学校に入学する6歳あたりから座ることができますね。

成長にともない足置きクッションの高さを調節すれば、大人でも使うことができます。

バランスチェアの魅力【こんな方に使って欲しい】

バランスチェアはこんな方におすすめ!
・座ったときの『姿勢』が気になる方

バランスチェアの魅力は『正しい姿勢』で座れること。

ダイニングチェアや学習椅子に座ると、無意識のうちに徐々に姿勢が崩れてきて、猫背になりがち。

バランスチェアは正しく座ることで、意識していなくても背筋がピンと伸びて猫背になるのを防いでくれます。

ダイニングチェアや、学習椅子の代わりとして日々の生活に取り入れることで『姿勢』に対する悩みを軽減できるのです。

バランスチェアで本当に姿勢が良くなるか検証

バランスチェア メリット・デメリット

実際に子供に座ってもらって検証しました。

結果、本当に良い姿勢で座りました。

良い姿勢で座れる理由はバランスチェアのデザインにあります。

座面が前方に傾斜(前垂れ)しており、座ると自然に腰椎(ようつい)がS字の状態になり背筋が伸びるんですね。

反対に一般的な椅子では座面が90度で水平の状態のため背骨が縮こまりやすく、猫背の原因に。

このようにバランスチェアに座ると姿勢が良くなる理由は『座面の傾斜の角度』にあることがお分かりいただけると思います。

バランスチェア 座り心地
バランスチェアに座ると腰椎がS字の状態になり、意識しなくても自然に正しい姿勢へと導かれます。

 

バランスチェア 特徴 メリット
対して一般的な椅子は座面が水平なので、意識していないと猫背になりやすいです。

注意
バランスチェアに座ると姿勢良く座ることができますが、日常生活において慢性的な猫背を改善できるというわけではありません。

バランスチェアの使い方

バランスチェア 特徴 メリット
もし子供の姿勢が気になるなら、学習椅子の代わりにバランスチェアを取り入れてみてください。

普通の学習椅子と比べて明らかに姿勢の違いを実感できます。

また、バランスチェアは決められた場所でしか使えないということはありません。

部屋の中ならどこでも好きな場所で使えます。

普段家で使っているダイニングテーブル、作業机に合わせて取り入れてみましょう。

高さが低い分、テーブルの下にも収納しやすく圧迫感もないので見た目もスッキリします。

 

バランスチェア、長時間座っても大丈夫?

バランスチェアは一般的な椅子と違って下半身の動きが制限されます。

足を組んだり、位置をずらすことができません。

背もたれがないので、ゆったり座るということもできません。

姿勢を正すための椅子なので当然と言えば当然ですが・・

そのため、長時間座るのであれば疲れないように適度に立ち上がることは必要です。

学習椅子として長時間座るのであれば、1~2時間おきに休憩を挟むなどすれば問題ありません。

ノーリーノーリー

長時間座り続けない方がいいのはバランスチェアでも普通のチェアでも同じことですね。

ひざ・すねが痛くなる?

バランスチェアはひざ・すねをクッションの上に乗せて座りますが、一番体重がかかるのはお尻です。

ひざクッションは、あくまでも補助として支えるためのもの。

体重をかける比率は座面9割・ひざ1割程度を意識して座りましょう。

もしひざが痛いと感じる場合は、この体重をかける比率が間違っている可能性があります。

バランスチェアが向かない人

休憩を挟まず、長時間ぶっ通しで集中して勉強・作業する方にはおすすめしません。

なぜなら長時間座り続けると、姿勢が固定されるため筋肉が緊張しやすいからです。

そのため、先ほど解説したように適度に休憩を挟むことは必要です。

ゆったり座る目的のチェアではないですからね(笑)

高評価!筆者が厳選したバランスチェア

バランスチェア・イージー(バランスラボ:旧サカモトハウス )

サイズ幅53 奥行き62~72 高さ54cm
仕様フレーム:ブナ積層材 脚:ブナ材
メーカーバランスラボ
ココがオススメ!
・高品質(日本製)
・フレームの保証は10年間
・返金保証制度がある
・実際に購入した使用者の評価がかなり高い

バランスチェアイージーはバランスチェアのパイオニア的存在、バランスラボ(旧サカモトハウス)の商品です。

木工家具の産地でもある岐阜県飛騨地方で、職人の手によって丁寧に作れているのが魅力。

無駄のないシンプルなフォルムと、品質の良さは子供から大人になるまで末長く使うことができます。

価格は安くはありませんが、高品質なので長期間安心して使えるメリットがあります。

フレームの10年保証も長く使う事を考えると、とても安心です。

また、購入して万一気に入らなかった場合、全額返金してもらえる保証があります。

これはサカモトハウスが品質に自信を持っている表れ。

購入する側にとっては『まずは試してみる』という感覚で購入できるので大きなメリットですね。

良いモノを長く使い続けたい方にオススメのバランスチェアと言えるでしょう。

 

プロポーションチェア(宮武製作所)

サイズ幅49.5 奥行き61~68 高さ38~59cm
仕様フレーム:天然木
メーカー宮武製作所
ココがオススメ!
・価格が安い
・子供でも使える補助クッション付き
・座面は2段階で調節可能

宮武製作所のプロポーションチェアは付属の補助クッションを使うことで、身長110cmから使用することが可能です。

そして、このバランスチェアの一番の魅力は価格の安さ。

高さ調節も簡単にできる上、フレームの作りもしっかりしているのでコスパはかなり良いといえます。

カバーの色の展開が多いのも魅力ですね。

バランスチェアのエントリーモデルとしては十分すぎるスペックではないでしょうか。

CH-889CK(1st-KAGU)

サイズ幅49.5 奥行き61-68 高さ38-59cm
仕様フレーム:天然木積層合板
メーカー1st-KAGU
ココがオススメ!
・無段階で高さ調節できる
・キャスター付きで乗り降りがラク
・お値打ち

本商品は1万円以下で購入できるお値打ちなバランスチェア。

お値打ちですが、高さ調節や補助クッション付きなど座りやすさにも配慮しています。

身長は110cm以上から対応しており、大人でも使えるので成長に合わせて使い続けられるのも嬉しいですね。

カラーが7色あるのも魅力的なポイントです。

まとめ

バランスチェアは座るだけで姿勢が良くなります。

座ると分かりますが、一般的な椅子と違い明らかに姿勢が正しくなるのを実感するはず。

姿勢が気になる子供のため、あるいは猫背になりがちな大人用のチェアとして取り入れてみる価値は十分ありますよ!

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