木製のダイニングチェアは椅子の歴史上で最も古くからあり、基本的な4本脚というスタイルは変わる事なく現代も使われている便利な道具です。
・木製ダイニングチェアの失敗しない選び方
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目次
木製ダイニングチェアの種類
木製ダイニングチェアは大きく分けて3タイプあります。
それぞれのメリットと併せてデメリットもご紹介しますので参考にしてみてください。
背付きのダイニングチェア
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一番スタンダードで使い勝手の良いダイニングチェアです。
座面はクッション付きタイプが主流ですが、クッションなしのタイプもあります。
ただ座面にクッションがないと長時間座っているとお尻が痛くなってきますので注意が必要です。
背もたれがクッション付きのタイプは少し価格は上がりますが背中が痛くなりにくく、ゆったり座りたい方に向いています。
・座面はクション付きがおすすめ。
・あらゆるテーブルに合わせやすい。
低価格〜高価格まで幅広くあります。あまり安いと座面クッションが薄く、お尻が痛くなる場合があります。
長時間座っていたい方は座面のクッションに厚みがある、もしくはモールド成型ウレタンがオススメです。
肘付きのダイニングチェア
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肘付きのダイニングチェアは肘を掛けることで腕をリラックスさせて座る事が出来ます。
背もたれと肘が繋がっているタイプや肘のみ独立しているタイプがあります。
食事だけでなく、長時間座っていたい方に肘付きタイプはおすすめです。
・肘に手を置いて立ち上がれるので動作が楽に行える
・長時間の使用に向いている
デメリットとしては肘の高さによってはテーブルの下に収まらない場合がある事です。
テーブルの下に収まるかテーブル下の高さと椅子の肘までの高さを必ず確認しましょう。
回転式のダイニングチェア
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回転式のダイニングチェアは座面が360度回転します。
正面を向いて食事をして、立ち上がりの時に座った状態で横方向に回転させて立ち上がれる為、一連の動作を楽に行えます。
背もたれはクッション付きを選ぶ事で、長時間座っていても疲れにくく動作も楽に行える事から高齢の方にもおすすめです。
・座った状態で簡単に向きを変えられる
・長時間の使用でも疲れにくい
デメリットは一般的なダイニングチェアに比べて重く動かしにくいという点です。
サイズも大きいタイプが多いのでテーブルに合うかどうかの確認もしておきましょう。
木製チェアの失敗しない選び方
木製チェアはバリエーションが豊富です。デザインと価格はもちろん重要ですが、購入する前に気を付けておきたい事があります。
組み立てが必要か不要かを確認する
購入する前に組み立てが必要かどうかを確認しましょう。
価格が安いほど組み立てが必要な場合が多いです。
組み立てが必要な場合はドライバーなど工具が必要な場合もありますので注意しましょう。
また組み立てをして使い始めるとネジが緩んでくる事があります。
緩んできたら締め直すなどのメンテナンスは必ずしましょう。緩んだ状態で使い続けると破損や転倒の恐れもあり危険です。
サイズを確認する
木製ダイニングチェアは背付きや肘付きなどデザインによってサイズが異なります。
サイズは以下の点について確認します。
・肘付きはテーブルの下に収まるか。
・座高は問題ないか。
椅子を並べた時にテーブルの内側に収まるか
椅子を並べて使用する場合は木製ダイニングチェアの幅を確認しましょう。
測ったサイズがテーブルの脚の内側のサイズに収まれば問題ありません。これは購入前に確認できる事なので必ずチェックしましょう。
肘付きはテーブルの下に収まるか
肘付きを購入する場合は肘がテーブルの幕板にあたってテーブルの下に収まらない場合があります。
床から肘までの高さを確認してテーブルの下に収まるか事前に確認しておきましょう。
収まらない場合は面積を大きく取る必要がありますので、まわりのスペースに問題が出ないか確認しましょう。
座高サイズが高さぎないか確認
座高は座り心地に直結します。理想は深く腰掛けて、足の裏が床に接地する状態です。
日本の規格の商品の場合、床から座面までの高さは400~430mmが一般的ですが、海外ブランドの場合は460mm程度が多く座高が高めなので小柄な方は足が床に接地しない場合もあり注意が必要です。
まとめ
木製ダイニングチェアは日本製、海外製など多種多様のデザインがあり、毎年新商品が続々と登場します。
テーブルとの相性も大切ですが、クッション付き、肘付きなど使いやすいダイニングチェアを選ぶ事で食事がしやすく快適な居場所にする事ができます。