『仕事用でオフィスチェアが必要になったけど、とりあえず見た目と値段だけで選ぼう。』
なんて思っていませんか?
ちょっと待ってください!
もちろんデザインも価格も大切ですが、オフィスチェアは選び方で失敗すると疲労や腰痛の原因になり、集中力が低下し仕事のパフォーマンスが下がる恐れもあります。
オフィスチェアは仕事で長時間座り続ける事になります。
だからこそオフィスチェア選びは大切です。
オフィスチェアは本当は座ってみてから購入するのがオススメですが、注意点さえ気を付ければ通販で購入するのは問題ありません。
通販なら安く購入できますし、配送してくれるので楽というメリットもあります。
・オススメのオフィスチェア
目次
通販で失敗しないオフィスチェアの選び方
通販でオフィスチェアを選ぶ時にもっとも大切なのは『サイズ』『機能』『座のウレタンの種類』です。
この3つに気を付ければ、かなりの確率で失敗を防ぐ事はできます。
サイズ、機能、ウレタンの種類は通販でも確認する事は可能です。
通販でオフィスチェアを購入する際のありがちな失敗例を挙げておきます。
・足の裏が床に接地しない
・背ロッキング(後ろに傾斜)しない
通販で購入する時、座り心地は確認できないので、硬さやフィット感の確認はできませんが上記の失敗例はポイントさえ抑えておけば防げます。
それでは順番に解説します。
オフィスチェアのサイズの注意点
オフィスチェアのサイズは種類によってかなり違ってきます。
服のように身長や体格に合わせて自分に最適なサイズのチェアを選べると良いのですが、中々ジャストサイズというものはありません。
ここでは標準的なサイズについて解説します。
座面のサイズ
座面の幅、奥行き | ちょうど良いサイズ感 |
座面の幅 | 45~50cm |
座面の奥行き | 42~47cm |
座面のサイズは幅と奥行きに注意します。
座面の幅は小柄な人でない限り、45cm以下だと窮屈に感じます。また50cm以上になると大柄な人でないと座った時に落ち着きません。
奥行きは42cm程度で『しっかり座る』、45cm程度で『少しゆったり座る』イメージになります。
たまに海外製のチェアで座面の奥行きが50cm以上のものがありますが、日本人には大きすぎて膝の裏側を圧迫して血行不良を起こす原因にもなります。
座面までの高さ
座面までの高さは床から座面の上面までの部分の事を指します。
高さは座った時に足の裏が床に接地する事が理想です。
一般的なオフィスチェアは一番低い位置で40~43cm程度ですが、中には一番低い位置が50cm近いチェアもあります。
40〜43cmは普段使っているダイニングチェアと同じくらいの高さです。
自宅で使う場合は靴を履かないので、一番低い位置が何センチなのかは必ず確認しましょう。
背もたれの高さ
タイプ | 特徴 |
ローバック(35~40cm前後) | 安価なチェアに多い |
ミドルバック(45cm前後) | 一般的なサイズ |
ハイバック(60cm前後) | ゆったり座れる。背中が楽 |
ヘッドレスト付き(70~75cm前後) | 高級チェアに多い。肩、首が楽 |
背もたれの高さは座面から背もたれの一番上の部分までの寸法を指します。
ローバック、ミドルバック、ハイバック、ヘッドレスト付きの順でサイズが大きくなります。
後ろに重心をかけてゆったり座りたいならハイバックかヘッドレスト付きを選ぶといいでしょう。大きくて圧迫感は出るものの、背中、肩や首の疲労はローバックに比べて軽減されます。
オフィスチェアに取り付ける『肘』の種類について
肘のタイプ | 特徴 |
固定肘 | 高さなどの調節はできない |
アジャスタブル肘 | 肘の高さや前後左右など好みの位置に調節できる |
オフィスチェアの肘は最初から付属している場合と別売りの場合があります。
肘はなくても問題ありません。
しかし腕を置いてリラックスできるので必要に応じて検討するといいでしょう。
オフィスチェアの基本的な機能
オフィスチェアの基本的な機能 | 特徴 |
高さ調節 | 身長に合わせて座面の高さ調整が可能 |
背ロッキング | 背もたれが後ろに傾斜する |
座面前後スライド | 座面の奥行き(深さ)を調節できる |
オフィスチェアは座った時に自分の身長や体格に合わせて本体を調節できる機能が付いています。
安いほど機能は少なく高級オフィスチェアほど細かな調節ができる機能が付いています。
安いオフィスチェアを選ぶ場合、最低でも高さ調節、背ロッキングができるタイプを選びましょう。
この2つがあるかないかで快適さが全く異なります。
生地はメッシュか布、どっちがオススメ?
生地の種類 | 価格帯 |
座面、背もたれ:布張り | 低価格〜中価格帯 |
座面:布張り 背もたれ:メッシュ | 低価格〜中価格帯 |
座面、背もたれ:メッシュ | 高価格帯 |
生地は中身がクッションで布が張ってあるタイプか、メッシュ素材の2種類あります。
好みで選べば問題ありませんが、高級チェアほど背、座ともにメッシュになる傾向にあります。
・メッシュ張りタイプは布張りより底打ち感はないが、通気性が良いので冬は寒く感じることも
クッションの種類
クッションの種類 | 特徴 |
低密度スラブウレタン | 厚みも薄く激安チェアで使われる |
高密度スラブウレタン | しっかりした座り心地 |
モールドウレタン | 別名成型ウレタン。身体に合うように設計された形状にできる |
布張りは中身がクッションになっていて、その上に布が張ってあります。
座り心地はクッションの種類によって変わります。
値段が高いオフィスチェアと安いオフィスチェアの違い
オフィスチェアは一般的に値段が高いほどデザイン、機能に優れ人間工学に基づいて作られているものが多いです。
逆に安いほどクッションが薄く機能も少ない為、長時間の作業には不向きの場合が多いです。
しかし『値段が高いから優れたオフィスチェア』『値段が安いから悪いオフィスチェアだ』という事は一概にはいえません。
オススメのオフィスチェア
オススメのオフィスチェアは『価格帯』によって変わってきます。
筆者が厳選したオフィスチェアは記事ごとでまとめていますので参考にしてください。
オススメの高級オフィスチェア
高級オフィスチェアは値段が高いですがデザイン、座り心地、機能に優れています。
持っているだけで羨ましがられる事間違いなし!(個人的見解ですが・・)
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オフィスチェアの選び方まとめ
・機能は最低でも『高さ調節』『背ロッキング』できるものを選ぶ
・生地は布張りかメッシュ、特性を理解した上で選ぶ
・筆者厳選のオフィスチェアを選ぶ!
こしおさん