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ピカピカの小学生!家具は何が必要?事前準備と失敗しない選び方
小学校に入学、2年生に進級のタイミングに合わせて、子供部屋の準備に取り掛かる親御さんが多いのではないでしょうか。私の周りでも1月頃から情報収集を始めているファミリーが多いです。
実際に家具店でも入学シーズン前の1月頃から学習机や学習椅子など、子供向けの家具を中心に売り出し始めます。家具メーカーも同様、秋頃には新しいモデルを発表する事が多いです。
子供向けの家具はたくさんありますが、何を準備したら良いのでしょうか?本記事では準備した方がいい家具と失敗しない選び方について解説します。
・子供部屋に必要な家具を買うタイミング
・失敗しない家具の選び方
小学校入学の前にどんな家具を買った方がいい?
はじめに解説しておきますが、小学校に入学する前に全ての家具を用意しておく必要はありません。
学習机、学習椅子があっても小学1年生だと中々1人での学習は難しいです。1年生とはいえ、まだ園児の延長線の過程。勉強はリビング学習で補う事ができます。
寝る時も小学校入学後しばらくはパパ、ママと同じベッドで寝る子供も多いのではないでしょうか。
ただ、小学生になる前にあった方が便利な家具があります。それはランドセルラックです。
ランドセルラックは入学前にあると便利
ランドセルラックはランドセルを置くだけでなく、通学で必要な道具を収納する事ができます。
そうです、ランドセルラックがあると便利な理由は1箇所に収納しておく事で忘れ物防止にもなるからです。
持ち物で必要なハンカチ、ティッシュ、給食グッズだけでなく教科書や提出物などを一つの場所にまとめておけるので、忘れ物防止と整理整頓の練習もできます。
学習机はいつ買う?
学習机は2年生に進級するタイミングで購入しても遅くありません。
1年生ではリビング学習の方が親としては都合が良い場合もありますし、1年生はまだ学習机に向かって1人で集中して勉強するのには少し早いからです。
もちろん、入学前から机も椅子も揃える親御さんもいます。我が家もそうしました。『小学生になるんだよ』という自覚を子供に持たせる為です。しっかりと入学する前に準備しておく事で気持ちも切り替わります。
・入学前に学習机を購入するメリットは『小学生になる自覚を持たせる』『早いうちから1人学習に慣れさせる』ことができる
学習椅子はいつ買う?
学習椅子は入学前に学習机と一緒に購入してもいいですし、リビング学習の為に先に学習椅子だけ購入するのもアリです。
学習机と同じメーカーで揃える必要もないので、別々のタイミングで購入しても問題ありません。
ベッドはいつ買えばいい?
小学1年生は、まだパパ、ママと一緒のベッドで寝たい事も多いですし慌てて買う必要はありません。
体が大きくなってくる2年生あたりからは1人で寝る練習も含め、ベッドを用意してあげるといいでしょう。
子供部屋の家具購入チェックリスト
準備する家具 | 購入のタイミング |
ランドセルラック | 入学前 |
学習机 | 入学前〜2年生に進級する前 |
学習椅子 | 学習机と同じタイミング(リビング学習用に先に購入しても良い) |
ベッド | 2年生に進級する前 |
子供用の家具、どこで買う?失敗しない買い方とは
子供用の家具は、家具店か通販で購入する事になります。
どこで買うかも大切ですが『どこのメーカーの家具か』を意識すると購入後の後悔を防ぐ事ができます。
・学習椅子は激安は避ける
・学習机はサイズと素材、塗装にも注目
スペックは二の次で、安さを重視するのであれば、量販店や激安通販で安いものを探す事ができます。
しかし学習机、学習椅子は長く使うもの。ましてや大人になっても使い続ける事を考えると『質』は無視できません。
特に学習椅子は3,000円以下で買えるような激安チェアは避けた方が無難です。椅子は身体に直接影響を与えるので作りの良くない激安チェアは集中力の低下だけでなく腰痛や肩こりの原因にもなりかねません。
学習机の失敗しない買い方
学習机で実績のあるメーカーで購入する | ・浜本工芸・コイズミ・堀田木工・イトーキ・アクアス・一世紀・カリモク・くろがね |
推奨サイズ | 幅100~110cm 奥行き60cm |
素材 | 天板にプリント紙、ポリ化粧が使われているものは避ける |
機能 | 引き出し付きは必須 |
その他 | インワゴンがあると収納を増やせて便利 |
学習机は何も知識がない状態でいいので、まずお店に足を運んで実物を見てみましょう。どんな家具店でも構いません。
その際は一つだけでなく、価格差のある学習机をいくつか比較して見てみます。素材の違いや機能など。そうする事で価格の違いが色々と見えてきて予算内で最大限に良い学習机に出会う事ができます。
学習机で有名なメーカーは上図の通りですが、品質において最も評価が高いのは浜本工芸。皇室に献上するほどの実績があります。浜本工芸をはじめ、コイズミ、堀田木工などのメーカーは家具店でもよく展示されています。
アクタスはアクタスの店舗、一世紀は通販でしか購入する事ができません。
とにかく安く購入したい場合はニトリやイオンなどで確認してみましょう。
現物を比較して見て知識がついてくると通販で見ても『良い学習机』の判別がしやすくなります。
価格差による学習机の違い | 価格が高い | 価格が安い |
天板の素材 | 天然木 | プリント紙やポリ化粧など人工素材 |
引き出しの精度 | スムーズ、耐久性が高い | 硬い、安定性が悪い |
引き出し内の仕切り板 | 厚みがあり曲がりにくい | 薄くすぐに曲がる |
耐久性 | 強い | 弱い |
保証 | 3年〜6年 | 付いていないor1年 |
上記は目安となります
メーカーだけで選べば良いというわけではありませんが、やはり学習机で実績のあるメーカーの品質は安定していますし安心できます。
無名のメーカーで購入する場合は素材と機能、保証の面までしっかりとチェックしましょう。
学習椅子
結論から言いますと、学習椅子はケチらない方がいいです。先ほど解説した通り、理由は体に直接影響を与えるため。
激安の椅子は安定感がなく落ち着いて勉強に集中できないだけでなく、お尻を痛め、腰痛の原因にもなります。
長時間使う事を考えると、座りやすさと耐久性はやはり無視できません。
学習椅子の主な種類は3つです。
学習椅子の種類 | 特徴 |
ガス圧昇降チェア | オフィスチェア(ガス圧昇降式)の子供版。高さ調節が楽 |
木製椅子 | 木製のため風合いが良くオシャレ |
バランスチェア | 正しい姿勢を維持しやすい。姿勢が気になる子供に適している |
これらの中ではガス圧チェアか木製椅子が最も多く流通していますが、特徴は大きく異なります。
ガス圧チェアと木製椅子の大きな違いは『高さ調節』です。ガス圧チェアは高さ調節をガス圧で行う為、操作が楽。
対して木製椅子は高さを調節する場合、一旦ボルトを取り外して座面の高さを変えた上でボルトを締め直す必要があります。
中にはボルトなしで高さを変える事ができる木製椅子もありますが、操作の手軽さではガス圧チェアに軍配が上がります。
外観の良さでは木製椅子、機能性ではガス圧チェア、姿勢が気になるならバランスチェアといった感じです。
ランドセルラック
ランドセルラックは学習机や椅子のようにメーカーにこだわる必要はありません。ランドセルラックといえば絶対このメーカー!というのもないので、好きなデザインで選べば大丈夫です。
ただランドセルラックも色々種類がありますので、目的用途に合ったものを選ぶ事をオススメします。
冒頭で解説した通り、ランドセルラックは入学前に購入しておくと通学に必要なものを一つにまとめつつ、忘れ物防止になりますのでとても便利です。
・何を収納したいかを明確に
・キャスター付きが移動しやすく便利
ベッド
子供部屋で使うベッドには3種類あります。それは『ローベッド』『2段ベッド』『ロフトベッド』です。
ローベッド | 一般的、種類も豊富 |
2段ベッド | 兄弟で使うのに便利 |
ロフトベッド | 上段で睡眠、下段はオープンスペースで学習机などを置ける |
ローベッドがもっとも流通していて種類も豊富です。2段ベッドは兄弟で寝るのに適していますが、
一般的に大人が使うベッドの長さは200cm前後ですが、ショート丈といって長さ180cmのローベッドがあります。使用面積を抑える事ができるので子供部屋で使うのに適しておりオススメです。

まとめ
子供が小学生になると、より一層成長を感じる事ができますね。
家具は入学前に全てを用意する必要はありませんが、2年生に進級するまでにある程度揃えておくと良いです。早い段階から1人学習や1人で寝るという事に慣れさせる為です。
学習机と学習椅子は大人になっても使い続ける場合もあります。当サイトでは筆者オススメの学習机や学習椅子などをご紹介していますので参考にしてみてください。
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