ニトリの法人向け家具の勢いが凄い。特徴について徹底解説

ニトリ 法人家具 特徴
ニトリさん凄いの〜。ホーム家具だけでなく法人ルートにも勢力拡大してますなあ。

こしおさん

“タコノリ”

確かに。グランフロント大阪に単独でBtoBショールームを出すとか、イケイケですよね。

ニトリの法人向け家具の勢いが凄い。特徴について徹底解説

ニトリといえば日本国民なら知らない人はいないであろう、ホームファニシングの代表格。

お値打ちな価格帯の家具、インテリアの種類が豊富で全国に店舗がありますので、引っ越しの時はまずはニトリ見とく?という方も多いのでは。

ところで、ニトリには法人家具を専門に販売する部門があるのはご存知ですか?

ニトリの法人向け家具とは?

法人向け家具の展示について

ニトリで販売している法人向け家具と家庭用家具では大きな違いがあります。

まず、ニトリの店頭に展示されているのはホーム家具で、いわゆる自宅で使う家庭用家具が主体。オフィスチェアやワークデスクも展示されていますが、これらは『ホームファニチャー』のくくりで管理されています。

ただし、法人向け家具を扱う店舗では『オフィスコーナー』みたいなものがあり、そこに法人向けのワークチェアやオフィスデスクなどが展示されています。

ワークチェアは見た目同じように見えてもホーム用、オフィス用と分けているのが特徴です。

特にワークチェアは耐久性に対する概念も違えば、強度試験の基準も異なりますので当然といえば当然ですが。

バリエーションは?

ニトリの法人向け家具の種類はニトリが発刊している法人向けカタログを見れば、おおよそ分かります。

机、椅子、収納を中心にパーティションやアクセサリー系も充実。

低価格〜中価格帯までの家具が中心で、高級志向の家具はありません。

低価格帯の家具は自社で、中価格帯や付加価値の高い家具は日本のオフィス家具メーカー品で構成されているイメージです。

法人事業部はどこにある?

法人向けに家具を販売する為の『法人&リフォーム事業部』という部門があり、全国の店舗のうち20店舗強に専門のスタッフがいます。いわゆる外商営業部ともいうべき部署でしょうか。

商流がBtoBの為、店頭で家具を販売する販売員とはスタッフは異なります。

法人事業部がある店舗(ニトリホームページ)

ニトリの法人向け家具、ココがすごい

ニトリの法人向けの家具で何がすごいって、提案力の強さでしょう。安いチェアが欲しければニトリブランドのものがありますし、中級以上のものが欲しければ家具メーカーのチェアの提案もできます。

オフィスだけなく病院、施設、宿舎などに提案できる家具を持っているのも強いですね。ベッド、机、椅子と低予算で揃えられる上に全国の自社配送網を使えるというメリットもあります。

家具を一式揃えると同時に必要な雑貨、消耗品類も一緒に買える手軽さもあります。

イケアの法人向け家具と比較

イケアには『イケアビジネス』という法人向けのサービスがあり、ニトリと同様に法人向け家具を中心に販売しています。

世界規模で見るとイケアの売上が圧倒的に上ですが、日本国内ではニトリの方がイケアとは比較にならないほどの市場を占有しています。

しかしこれは店頭での売上ベースによるもの。法人向けの家具だけで見ると数字が公表されていないので比較は難しいですが、おそらくニトリの方が売上的に大きいと思います。

納入事例の多さ、提案の幅広さという面で考えると、どう見てもニトリの方が実力面で上だからです。

また、イケアの場合は自社商品しか売れないのに対して、ニトリは自社商品では補えないジャンルの家具を日本のオフィス家具メーカーと協同して提案できます。

やはりニトリの一番の強みは『提案の幅広さ』に尽きるでしょう。

もちろん、イケアならではの北欧テイストはニトリには出せない付加価値として提供できているでしょうけれど。

ところでニトリはJOIFAに加盟している?

JOIFA(一般社団法人 日本オフィス家具協会)にニトリは加盟しているか。会員名簿を調べたところ、加盟はしていないようです(2021年2月18日時点)

JOIFAは名だたる日本のオフィス家具メーカーが会員となっていますが、会社が違っても時に同志となり、時にライバルとなります。どこの世界でも同じですね。

この先、もしニトリがJOIFAに加盟してもしなくても、BtoB戦略の拡大は止めることはないでしょう。

ニトリ法人向け家具、今後の展開予想

グランフロント大阪でBtoBショールームを初の単独店として21年2月19日にオープンすると発表がありました。

ここでは商品の提案だけでなく、ワークシーンのスタイルを提案する、いわばデザイン会社のような役割も果たしそうです。

完成後のイメージがつかみにくいお客様にとってBtoBショールームは心強い場所となるかもしれません。

お客様にパッケージプランをVRで視覚的に体感してもらう。他ではない近未来的な提案、ワクワクしますね。

今後はこのようなBtoBショールームを主要都市で展開し、より顧客満足度を高めて実績を積み上げていくのではないでしょうか。

まとめ

ニトリの法人向け家具はオフィスだけでなく、学校、施設など幅広い分野に対応します。価格帯も低〜中価格で競争力もあります。

オカムラやイトーキなど大手家具メーカーと同じ土俵で商売しているわけではないにせよ、『お値打ち』を売りにしている家具メーカーは少なからず影響は受けるかもしれません。

今後のニトリの法人向け家具の展開、見ものですね。

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