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【徹底検証】ブレインスリープマットレスをしばらく使ったレビューは..
BRAIN SLEEP MATTRESS(以下ブレインスリープマットレス)は、他にはない特別な仕様のマットレス。
「寝ても日中眠くて仕方ない」
「翌朝、目覚めがスッキリしない」
「脚がむくみやすい」
という方は検討する価値は十分にあります。
本記事では素材を検証しただけでなく、1ヶ月間の体験を通した使用者目線でのレビューもご紹介しています。
なお、ブレインスリープマットレスを実際に購入した方の口コミや評判についてもご紹介します。
参考にして頂けると幸いです。
・良い点、悪い点は正直に書いていますので参考にしていただけると幸いです
まずは使用後の結果から発表
1度きりの体験だと、本当にそのマットレスの良さは伝わりません。
なので今回は1ヶ月間使用したレビューを通して使用感や素材について詳しく解説します。
使用1ヶ月後の感想
いきなり結論ですが・・
ぐっすり寝れて、翌朝に脚の軽さを感じるようになりました。
これが1ヶ月使用してみた率直な感想です。
以下、使用の経過についてご紹介します。
使いはじめ、2~3日は慣れが必要かと感じました。
なぜなら足元が高く、一般的なマットレスとは明らかに形状が違うためです。
それも3日目くらいからは慣れて、横向きでも普通に寝れていますし違和感を感じることもありません。
朝もスッキリと起きれて、日中に寝不足を感じるようなこともないので本商品のコンセプトを見事に体感できたと言えます。
寝返りもしやすいですし、翌朝に腰の違和感を感じることもありませんでした。
寝やすさに関して言うと、以前使用していたマットレスも自分には合っていたので、変化は感じにくかったのが本音。
しかし大きな変化を2つ感じました。
それは「深い眠りについているんだな」という体感ができたことと、翌朝に脚が軽く感じたことです。
私は職業柄、PC作業が多いです。
ほとんど同じ姿勢で座っているため、脚に水分が停滞してむくみを引き起こしやすいんですね。
なのでむくみが軽減して脚が軽く感じたのはかなり嬉しいメリットです。
メリット・デメリット
メリット
- フロートテクノロジーでぐっすり眠れる設計
- 中材は通気性抜群で熱がこもりにくく、清潔に保てる
- 折り畳めて使い勝手が良い
デメリット
- 中材の配置替えができない
- 床に直置きで使う場合、冬は寒く感じる場合がある
ココがすごい
フロートテクノロジー
宇宙飛行士の宇宙空間における姿勢がら着想を得たと言われる「フロートテクノロジー」。
身体にもっとも負担が掛からない中立姿勢へと促す設計になっています。
中立姿勢とは人間が宇宙空間で全身の力を抜いたときの姿勢を言います。
これはNASAが提唱しているもので、もっとも身体に負荷がかからない姿勢であると発表されています。
脚を上げて血流の巡りを良くする
ブレインスリープマットレスは脚の位置を高くすることで、血液の巡りを良くするアプローチが特長です。
実際に筆者も1ヶ月間体験して、翌朝に脚のむくみが軽減したのを体感できました。
深部体温をコントロール
「深部体温」とは脳や内臓の温度を指します。
深部体温は朝から夕方にかけて上昇。
夜から朝にかけて下がっていきます。
入眠前後は、この深部体温の落差が大きいほど寝つきが良く深い眠りにつけると言われています。
ブレインスリープマットレスは入眠前後の深部体温の低下に着目し、通気性に優れたファイバー素材を採用しています。
ブレインスリープマットレスの基本情報
項目 | 説明 |
品名 | ブレインスリープマットレス・フロートオーバーレイ |
サイズ | シングル:幅100 長さ195cm セミダブル:幅120 長さ195cm ダブル:幅140 長さ195cm クイーン:幅160 長さ195cm 厚み【肩・腰】5cm 【脚】9cm |
厚み | 肩・腰部:5cm 脚部:9cm |
素材 | 中材:ポリエチレン100% 本体カバー:ポリエステル100% |
硬さ | やや硬め |
返品可否 | 不可 |
価格 | 88,000円~ |
メーカー | BRAIN SLEEP |
使い方
本商品はオーバーレイ(上に重ねて使う)なので、普段使用しているマットレスや布団の上に敷いて使用します。
畳やフローリングなど平らな面に直置きして使うことも可能です。
保証・返品について
購入日から1年間の製品保証が付いています。
通常の使用で保証期間内に欠陥が生じた場合は交換してもらえるので安心です。
なお、購入したけれど身体に合わず返品できる返品保証サービスはありません。
あくまで欠陥が生じた場合にのみ交換の対象となります。
・公式サイトでは保証に関する記載はないので、保証内容に関しては今後変更になる可能性もあります
素材をレビュー
中材
素材
素材は通気性と弾力性に優れた「グリーンファイバー」を採用。
ポリエチレン素材を絡めたブレインスリープ独自の三次元構造体で、素材体積の90%以上が空気になっています。
ちなみにこの素材はシャワーで丸洗いすることが可能です。
そもそも通気性が良いので湿気がこもりくい仕様ですが、年間を通して清潔に保てるところが良いですね。
特に冬は羽毛布団をかぶると、布団内の温度が上昇して熱がこもりがち。
熱がこもると寝苦しくなるので、この通気性の良さは大きなメリットの一つです。
頭部、肩の位置によって反発力を変えているのも特徴のひとつです。
公式サイトでは写真のようにHARD・MID・SOFTと表記しており硬さを表現しているように見えますが、反発力の高さを指しています。
公式サイトでは頭の位置は「SOFT」に置くことを推奨しています。
ただし頭の位置を変えても寝心地の違いは感じることはできませんでした。
なぜこのように反発力を変えているのか、公式サイトより引用して解説します。
5グラデーション構造によって中央から肩に向かって段階的に反発力を高めることで、肩が内側に入って大胸筋が縮まり睡眠中に深く呼吸しやすい状態を作ります
引用元:BRAIN SLEEP
これはマットレスとしては珍しい特徴ではあります。
しかし目視でゾーンの判別はできず、朝まで同じ位置をキープして寝るのも不可能に近いです。
そのため睡眠中において、どこまで効果が出るかは未知数ではあります。
厚み
上の写真は中材だけを測った寸法です。
メーカー公表値の肩・腰(5cm)、脚部(9cm)はカバーを掛けた状態の厚みを指します。
脚部は肩より4cm高くなっています。
これは冒頭でも解説しましたが、脚の位置を上げることで血の巡りが良くなり「むくみの軽減を促す」効果を期待できます。
硬さ
硬さは身体が触れる表面がやや硬め、裏面は硬いです。
写真は横から見た断面図ですが、硬さが3層に別れているのが特徴。
BASEは硬く、SupportとAdjustはやや硬めです。
通気性
素材体積の90%が空気になっているということもあり、通気性は抜群です。
厚手の羽毛布団をかぶっても寝床内(しんしょうない)に熱がこもりにくい効果があります。
反発力
およそ80cmの高さから本体の中心あたりに銀玉を落としてみました。
動画では何度も跳ね返るのがお分かり頂けると思います。
耐久性
出典元 :BRAINSLEEP
グリーンファイバーは高い復元率を誇ります。
JIS規格の3倍にあたる耐久試験を実施しても復元率95%以上を維持。
これは30年相当使用した場合の数値として達成したことになるので、耐久性は高いと言えます。
耐久性は新品の状態でちょっと触っただけでは判断できるものではありません。
なので耐久試験データは耐久性の高さの根拠になります。
カバー
本体カバーはポリエステル100%のメッシュ素材で通気性に優れています。
手触りはサラッとした感じです。
中材のグリーンファイバーは通気性が良いため、メリットを最大限に活かしたカバーと言えます。
本体カバーは取り外して洗濯機で洗濯、日陰干しが可能です。
オーガニックスリープカバー
別売りになりますが、ベレインスリープマットレス専用のオプションカバーも販売しています。
素材はオーガニック100%。
「通気性」「吸収速乾」「抗菌」「消臭」
といった特徴を持ち、グリーンファイバーと相性が良いのがメリット。
太陽光を当てると布が汚れを分解するCOVEROSSの機能も加わっています。
写真はストーングレー色。
落ち着いた色合いです。
取り付けは本体の上から被せるだけなので、とても簡単です。
到着〜開梱
写真はクイーンサイズ
マットレスは三つ折りの状態で梱包されています。
ケースのサイズは以下のとおり。
サイズ | 寸法 |
シングル | 高さ69 幅104 奥行23cm |
セミダブル | 高さ69 幅124 奥行23cm |
ダブル | 高さ69 幅144 奥行23cm |
クイーン | 高さ69 幅164 奥行23cm |
「体を浮かせて、心も軽く」
ノーリー
箱の中でマットレスがビニル袋に包まれて入っています。
取り出すとこのような状態に。
広げればすぐに使用できます。
圧縮ロール型のマットレスと違って、空気を抜く必要がないのがラクですね。
オプション販売品のマットレスシーツは別梱包で届きます。
寝心地について詳しく解説
仰向け寝
ブレインスリープマットレスの真価をもっとも発揮するのは「仰向け寝」です。
脚部が4cm上がっているため、脚がラクに感じます。
脚部が上がっていると、むくみの解消だけでなく新陳代謝の向上も期待できます。
記事冒頭でも解説しましたが、翌朝に脚が軽くなったのは大きなメリットと言えます。
横向き寝
「横向き寝」は使いはじめのうち、太ももの当たり具合が気になると思います。
実際に筆者も気になりました。
慣れたのは3日目からです。
ただし気になったのは起きている状態、すなわち睡眠に入る前の段階です。
起きている状態で体感すると気になっても、入眠後はそれほど気になりませんでした。
実際に睡眠時は気になって起きてしまうようなことは一度もなかったです。
寝返りのしやすさ
高反発のため、寝返りはしやすいです。
振動の伝わりにくさ
隣で寝ている人に振動はまったく伝わりません。
これはファイバー素材であることと、スプリングを使用していないことが関係しています。
直置きでも快適に使える?
ブレインスリープマットレスの厚みは5cm(メーカー公表値)あるため、直置きでの使用も可能です。
実際に直置きで試してみたところ、朝までなんなく熟睡できました。
しかしマットレスの上に敷いて使うより硬さを感じたので、人によっては硬すぎると感じる場合もあります。
また素材の特性上、冬は底冷えすることも。
ひとまず直置きで使用してみて、硬さや底冷えが気になるようであれば、布団を敷いて使用することをおすすめします。
ブレインスリープマットレスは腰痛予防に効果的?
腰痛予防に効果的かどうかを判断するポイントに「寝返りのしやすさ」と「体圧分散」があります。
この2つは「腰への負荷のていど」を図る一つの要素にもなるので無視できないポイントです。
ブレインスリープマットレスの特徴は寝返りしやすく、体圧分散にも優れているのが特徴。
つまり腰痛対策にもなるということです。
筆者(軽度の腰痛)の場合ですが、1ヶ月以上使用してみて腰に違和感を覚えるようなことは一度もありませんでした。
エアウィーヴとの比較
エアウィーヴの中材は、ブレインスリープと同じ形状のファイバー素材を使用しています。
比較対象は3つ折りタイプのスマートZ01。
モデル(シングル) | 価格 |
ブレインスリープ | 88,000円 |
スマートZ01 | 66,000円 |
価格は22,000円の差でエアウィーヴの方が安いです。
なおサイズ展開はブレインスリープが5種類に対して、エアウィーヴが3種類。
厚みはエアウィーヴのほうが肩・腰部分で3cm分厚く一見するとエアウィーヴの方がお得では?
と思うかもしれません。
ただし中材のファイバーという点は同じ分類になりますが、構造面ではブレインスリープの方が細かなこだわりがあります。
とくに脚元が高い設計はブレインスリープの特長であり、エアウィーヴでは販売していません。
「脚を上げて血流の巡りを良くする」というアプローチがある点も価格差のひとつと言えるでしょう。
ブレインスリープマットレスの評判・口コミまとめ
はじめは、足をあげて寝るのに違和感がありましたが、2日目から慣れました。朝起きると、足の方に何かたまってるような歩きづらさがありましたが、それがマシになり、起きてすぐでもスムーズに階段が降りられている気がします。
それより何より、寝心地の良さ。枕を買って寝た時、これを体に敷いて寝たいと思ったので、マットの購入もしました。
体に触れる感触、硬さが好きです。引用元:BRAIN SLEEP
まるで無重力の空間にいるみたいで心地よい経験ができました。ちょうどいい固さで身体が沈み、脚が浮くので下半身の浮腫みの心配がなくなりました。お値段は少々高値ですが、買って良かったと思える商品だと思いました。
引用元:BRAIN SLEEP
届いたので早速つかってみて、足が浮く感じがよかったです。
普段横向きで寝るので、体を横にすると膝あたりが浮いて、足の置き場所に困りました。
せっかくの寝心地でしたが、少し残念でした。
横向きになる人はオススメできないです引用元:BRAIN SLEEP
少し疲労感はまだ残っているけど寝てる間はすごく気持ちいいです。
引用元:BRAIN SLEEP
良い評価が多い一方、一部に横向き寝が合わなかったという意見もありました。
横向きでないと眠りに入れない方は不向きかもしれません。
どこで買える?お試しは可能?
ブレインスリープマットレスは公式サイト、もしくはAmazonから購入できます。
残念ながら店舗では販売していません。
なお、もっともお値打ちに購入できるのは公式サイトです。
理由はキャンペーンを行うことが多いため。
キャンペーンをチェックしてお得に買えるタイミングを見逃さないようにしましょう!
ブレインスリープマットレスを公式サイトで見てみる
Amazonで見てみる
ブレインスリープマットレスを販売する会社について
ブレインスリープは令和元年5月に設立されました。
創業者はスタンフォード大学睡眠・生体リズム研究所所長の西野精治氏。
第一線で活躍する方であり、眠りのスペシャリストです。
著書である「スタンフォード式-最高の睡眠 」は分かりやすい内容と評判でAmazonでは900件近くの高評価レビューが付いています。
そんな眠りに関して多数の功績がある方がブレインスリープを創業したというわけです。
またブレインスリープはTVなどメディアだけでなく、NTT東日本と協働で日本の睡眠課題の解決するプロジェクトに参画したりと幅広く活動している会社でもあります。
スリーぺディアが面白い
ブレインスリープはスリーぺディアという眠りに関する百科事典のようなメディアも運営しています。
睡眠に関して悩みのお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
「フロートテクノロジー」「深部体温を低下」など専門的なアプローチは、眠りのスペシャリストならではの考案です。
正直はじめは脚元が気になって寝れないのでは?
と不安でしたが、3日目からは気にならずにぐっすり寝れるようになりました。
むしろ以前より深い眠りについているような感覚さえ覚えます。
本商品は横向きでしか入眠できない方には不向きかもしれません。
しかし一度睡眠に入れば途中で寝返りしたり、横向きで寝ようと朝までぐっすり寝れるのは嬉しいメリット。
なにより翌朝に脚が軽く感じたのは驚きました。
本記事のレビューに関する内容は筆者の見解であり、実際には個人差はあるとは思います。
しかし高評価レビューが多いのも事実。
眠りのスペシャリストが考案した特別なマットレスで「ぐっすり寝て、翌朝スッキリ」を体感してみてはいかがでしょうか?