【レビュー】エマ・マットレスの寝心地と評判を徹底解説

エマ・マットレス

【レビュー】エマ・マットレスの寝心地と評判を徹底解説

ドイツ生まれで日本初上陸?無料お試し?10年保証?なになに、どんなマットレスなの?気になる〜!

ヨメ

“タコノリ”

エマ・マットレスはドイツのマットレスメーカー『エマ・スリープ』が開発した商品で、いま注目のマットレスですね。実物を検証しましたので徹底解説します!

 

この記事で分かること
エマ・マットレスは2015年の販売開始以来、世界中でファンを増やしています。
しかし日本では2020年10月に上陸したばかりで、知名度はまだ低いです。家具マーケターの筆者が実物を検証しつつ、気になるスペックや寝心地について解説します。
本記事を執筆するにあたって
・商品を検証するため、実際にメーカーから『シングルサイズ』のマットレスを取り寄せています
・記事執筆にあたり海外のエマ・マットレスに関する文献を徹底的に読みました



エマ・スリープ公式ストアはこちら

 

エマ・マットレスとは?

エママットレス

エマ・マットレスは2015年にドイツ・フランクフルトで誕生し、今では世界で200万人以上の愛用者がいる、注目のマットレスです。

エママットレス

エマ・マットレスを販売する『エマ・スリープ』の創業者はマニュエル・ミュラーと、デニス・シュモルツィ。

2013年にドイツ・フランクフルトで『人々に上質な睡眠を』という理念の元、マットレスを販売する会社を2人で創業します。

その後、より良い睡眠を通じて人々の生活を向上させたいと、試行錯誤を繰り返して完成したのが『エマ・マットレス』です。

エマ・マットレスは2015年から本国ドイツを皮切りに販売開始します。

エマ・マットレスは販売開始後、欧米を中心に爆発的に売れて2018年から香港やインドなどアジア圏にも進出します。

日本には2020年10月に上陸しました。

 

受賞歴

エマ・マットレスは2017年〜2020年の間に海外で合計30回以上の賞を受賞しています。

もっとも多い受賞はイギリスの『Which?』。

Which?はイギリスを代表する消費者団体で、商品やサービスについて公正・公平な評価を行うことで有名です。

エマ・マットレスはWhich?から『性能』『耐久性』においてほぼ満点で、最高のマットレスの一つとして評価されています。

また、2019年にはヨーロッパでもっとも多くの賞を受賞した称号を獲得しています。

 

日本での知名度

日本には2020年10月に初上陸したばかりで、残念ながらまだ知名度は低いです。

 

エマ・マットレスの特徴

エママットレス
左:コイルマットレス(中材:ポケットコイル+ウレタン) 右:エマ・マットレス(中材:ウレタンのみ)

エマ・マットレスは中材がウレタンのみで作られている、ソフトな寝心地が特徴です。

体圧を分散する7ゾーニング、特殊なウレタンなど『寝心地』にこだわった仕様で、一般的なコイルマットレスとは構造がまったく異なります。

ウレタンや生地の特徴については詳しく後述します。

 

エマ・マットレスの仕様と価格

 

タイプ サイズ 価格
シングル 幅97 長さ195 厚み25cm 50,000円
セミダブル 幅120 長さ195 厚み25cm 60,000円
ダブル 幅140 長さ195 厚み25cm 70,000円
クイーン 幅160 長さ195 厚み25cm 80,000円
キング 幅180 長さ195 厚み25cm 90,000円

・送料は無料(沖縄・離島への配送は不可)

エマ・マットレス

本商品の厚みは25cm。一般的なコイルマットレスは20cm程度なので、厚みの差は歴然です。

ウレタンも3層で、十分な厚さがあるので底を打つ感じはまったくありません。

梱包の状態

エマ・マットレス

エマ・マットレス

本商品は真空パックされた状態でケースに梱包されています。

ケースのサイズと重量


写真はシングルサイズのケース

ケースのサイズと重量は下記の通りです。

タイプ ケースのサイズ 重量
シングル 幅39 奥行き39 高さ114cm 約23Kg
セミダブル 幅39 奥行き39 高さ114cm 約27Kg
ダブル 幅46 奥行き46 高さ114cm 約31Kg
クイーン 幅46 奥行き46 高さ114cm 約35Kg
キング 幅46 奥行き46 高さ114cm 約39Kg

マットレスは真空パックでコンパクトに梱包されているので、玄関から寝室まで運びやすいサイズです。

ただし重量がそこそこありますので、できれば二人で運ぶ事をおすすめします。

シングルサイズを一人で2階の寝室へ運びましたが、わりとしんどかったです。

ケースから取り出して設置するまで

エマ・マットレス

ケースから取り出して、真空パックを付属のカッターで切ります。

エマ・スリープ

指を切らないような安全設計のカッターなので安心です。つなぎ目を一直線に切っていくと・・

エマ・マットレス

巻いた状態から平らにすると、シューという音を立てながら膨らんでいきます。破裂音や大きな音は出ません。

 

エマ・マットレス

真空パックから取り出して5分も経たないうちに、本来のマットレスの状態になります。

寝心地の良さ

エマ・マットレス

エマ・マットレスの寝心地
柔らかさ
(4.5)
寝返りのしやすさ
(3.5)
振動の伝わりにくさ
(5.0)
通気性の良さ
(4.0)
腰掛けやすさ
(3.0)

トップ層のウレタンがソフトで、横になった瞬間にふんわりと沈みます。身体を優しく包み込んでくれるような感覚です。

ソフトな寝心地ですが、2層目のウレタンがトップ層より硬いため、沈みすぎずサポートされます。ここが一般的な低反発ウレタンマットレスとの大きな違いです。

特にあお向けに寝た時のフィット感が抜群で、腰あたりも楽です。これは7ゾーニングによるもので、ウレタンの構造に理由があります。

ウレタンの特徴ついては詳しく後述します。

寝返りのしやすさ

エマ・マットレス

エマ・マットレスはソフトな寝心地ですが、寝返りはしやすいです。

理由は中間層のマットレスがやや硬く、腰〜胸あたりは沈みすぎないため。

一般的な『ウレタンマットレスの寝返りのしにくさ』をエマ・マットレスは特殊構造により、解消しています。

振動の伝わりにくさ

エマ・マットレスは振動をまったく感じません。

ダブルサイズ以上で二人で寝ても、隣の人の振動が気になることはないでしょう。

通気性の良さ

エマ・マットレス

エマ・マットレスは通気性を良くするために、中間層のウレタンに孔(あな)を設けています。

孔を設けることで、ウレタンマットレスのデメリットである空気が通らず、湿気がこもりやすいリスクを回避しています。

腰掛けやすさ

エマ・マットレス

腰掛けやすさは位置によって変わりますが、座りにくいといった事はありません。

しかし、硬いマットレスやエッジサポートのあるマットレスに比べたら腰掛けやすさは劣ります。

素材の評価

エマ・マットレスの素材について評価します。

検証するため、生地カバーと中材のウレタンを包んでいる不織布を剥がしています。

中材(ウレタン)

ウレタンの種類

エマ・マットレス 硬さ

寝心地を左右する中材は、異なる硬さのウレタンが3層重ねられています。

トップ層にはソフトな硬さで体温調節に効果的な『エアゴセルフォーム』という特殊なウレタンを採用。

中間層は身体にフィットしやすく、衝撃を吸収するメモリフォームを採用しています。

 

ウレタンの沈み込み

エマ・マットレス

エマ・スリープ側面には大きさの異なる孔(あな)が複数あり、7ゾーニングで体圧を分散します。

ソフトな寝心地ですが、負担が掛かりやすい腰あたりは沈みすぎず、肩、足あたり位置はやや沈みます。

ゾーニングとは
身体に負担がかからないよう、部位によって硬さを変えていること

生地の特徴

表面

エマ・マットレス

生地の表面は柔らかく優しい肌触りが特徴です。

サラッとしていて寝汗をかいてもベタベタしない質感。

素材はポリエステルに伸縮性のあるエラスタンを1%混合しています。ストレッチ生地ではないですが、伸縮性はあるのでカバーの脱着が楽です。

裏面

裏面の生地はポリエステルに、摩擦に強いポリプロピレンを混合しています。

裏面で寝ることはできません。

側面

エマ・マットレス

側面の生地はポリエステル100%で明るめのグレー色です。

左右4箇所に取りまわしがしやすいように取手が付いていて、アクセントにもなっています。

 

洗濯機で丸洗いできる

エママットレス

生地はカバーリングになっていて、簡単に脱着可能。

チャックには『Emma』のロゴが。アクセントになっていてかわいいですが、つまみやすいメリットもあります。

生地の上面は多少伸び縮みするので、脱着は簡単にできます。

そして本商品の良いところは、カバーを洗濯機で洗えるところ。

シーツを敷かず使っていて、もし汚してしまっても安心です。

ただし、なるべく汚さず使いたいならシーツを敷くことをおすすめします。

保証・耐久性について

保証

本商品は10年間の保証が付いています。

10年保証の対象
・たるみ(寸法の変化)
・2.5cm以上のへこみ

10年以内に上記のような不具合が生じた場合は、交換してもらえるサービスがあります。

耐久性


耐久テストのようす

ウレタンは経年劣化によりヘタリが生じますが、エマ・マットレスは10年間の使用を想定した耐久テストを行ない、耐久性の高さを証明しています。

だからこそ、10年という長期保証ができるということです。

エマ・マットレスに向いている人、不向きの人

エマ・マットレスはソフトな寝心地が好みの人に向いています。

ソフトな寝心地ですが、中間層、下層のウレタンが身体をしっかり支えてくれるので、長時間寝ていても柔らかすぎて身体が痛くなるようなことはありません。

構造がゾーニングになっていることから、腰痛持ちの人でもソフトな寝心地が好みなら試してみる価値はあります。柔らかな感触ですが、腰あたりは沈み込み過ぎずサポートしてくれます。

逆に腰痛がひどい人、硬い寝心地が好みの人にはあまりおすすめできません。

まずは無料で試してみる

もし寝心地が気に入らなかった場合、購入後100日以内なら返品、全額返金してもらえます。

返品時の送料も一切かかりません。

100日以内なら返品したい場合、費用面での自己負担は一切ありません。

少しでも寝心地が気になるなら『とりあえず試してみる』でもOKです。

 

無料お試しについて詳しく見てみる

末長く使うコツ

エマ・マットレス

エマ・マットレスは10年間の保証が付いていますが、より長く使うコツがあります。

それは定期的にマットレスの上下(頭側と足側)向きを替えること。

本商品は表面と裏面の切り替えはできませんが、上下の向きを替えることで、ウレタンのヘタるスピードを緩やかにすることができます。

向きの切り替えは一見大変そうですが、本商品は切り替えやすいようにマットレス側面の4箇所に取っ手が付いているので便利です。

購入者の口コミ

日本では上陸して間もないため、日本人のレビューは少ないですが、一部公式ストアから引用して紹介します。

娘のためにマットレスを買ってあげました。最初は前のマットレスと硬さが違ったので不満のようでしたが、今では体に慣れてきて満足そうです。

全体的には満足。背中の痛みの軽減に役立ちましたが、継続的な使用後、少し違和感再発しました。 ですが、全体的には非常に快適なマットレスです。

新しいマットレスに関する素晴らしい配達、パッケージング、及び指示。私はこれほどよく眠ったことがなく、夜の間に腰痛のために目覚めなくなりました。私が今まで寝た中で最高のマットレスであり、購入を検討している人に睡眠体験をしてみることをお勧めします。

開封はとても開けやすかった。硬さはちょうど良い。睡眠の質は上がった気がする、腰も楽になった。
私には合わないので、返却しました。返金が全額されたので良かった。

付属のミニカッターが便利で簡単に開封できた。シンプルなデザインで申し分ない。カバーは外して洗える仕様が嬉しい。沈み過ぎない、低反発の柔らかさがよかった。

海外の購入者のレビューが目立ちますが、評価はとても高いことが確認できます。

しかし中には「試してみたけど合わなかった」という意見もちらほらありました。合わない場合は、お試し期間内なら自己負担なしで返金されるので安心です。

 

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エマ・マットレスとコアラマットレスを比較

コアラマットレスはオーストラリアで誕生したマットレスですが、『ウレタン』『価格帯』の点でエマ・マットレスと同じポジションにあります。

2つのマットレスを比較してみました。寝心地はどちらのマットレスもソフトで、寝心地のコンセプトは同じです。

 項目 エマ・マットレス コアラマットレス
価格 シングル:50,000円
セミダブル:60,000円
ダブル:70,000円
クイーン:80,000円
キング:90,000円
シングル:72,000円
セミダブル:82,000円
ダブル:92,000円
クイーン:102,000円
厚み 25cm 23cm
ウレタン 3層:トップにエアゴセルフォーム 3層:トップにクラウドセル
お試し期間 100日間 120日間
保証 10年間 10年間
会社 ドイツ(2013年創業) オーストラリア(2015年創業)
日本での販売開始時期 2020年 2017年

注目すべき点は価格。

どちらも寝心地に定評がありますが、エマ・マットレスの方がコアラマットレスより25~30%安いです。

ウレタンの性能(通気性・耐久性)は素材に違いはありますが、どちらも通気性に優れた構造。

耐久性は、どちらのマットレスも耐久テストを行なっており、10年保証です。

知名度は国内ではコアラマットレスの方が知られていますが、エマ・マットレスは日本に上陸して間もないため、知名度に差があるのは否めません。

ただ、このあたりは企業のプロモーションにも関係してくるので、知名度が低いからといって評価が低いということにはなりません。

MEMO
・エマ・マットレスの方が価格が安い
・本体の厚みはエマ・マットレスの方が2cm厚い
・コアラマットレスにはキングサイズがない
・お試し期間はコアラマットレスの方が20日間長い
・会社の歴史はエマ・マットレスの方が長い
・日本上陸はコアラマットレスが2017年、エマ・マットレスが2020年

このように比較してみると、エマ・マットレスのコスパがとても良いというのが確認できます。

エマ・マットレスはどこで購入できる?価格は?



エマ・マットレスを購入する方法ですが、公式ストアでのみ購入できます。

アマゾンや楽天市場などのモールでは購入できません。

価格は冒頭で解説したとおり、シングルサイズで50,000円から。

決して安くありませんが、10年保証が付いている上、一般的なマットレスに比べて長寿命。

コスパはかなり良いといえます。

エマ・スリープ公式ストアはこちら

 

『エママットレス』のメリットとデメリットまとめ

メリット

・真空パックでケースがコンパクトのため、搬入しやすい
・ソフトな寝心地で、7ゾーニングにより身体を支え体圧分散してくれる
・軽度な腰痛持ちには快適(腰痛持ちの筆者が体験済み)
・通気性が良い
・カバーを取り外して洗濯できる(脱着は簡単)
・購入後100日以内なら返品可能(費用の自己負担は一切なし)
・10年保証

デメリット

・硬めのマットレスが好みの人には向かない
・表面、裏面の切り替えはできない
・慢性的に痛みのある重度の腰痛持ちにはおすすめできない
・短期間で買い換える人にはコスパが悪いので向かない
・沖縄、離島へは配送できない

 

エマ・マットレスの価格は一般的なマットレスに比べて倍以上。決して安い買い物ではありません。

しかし耐用年数について考えてみましょう。

一般的なマットレスの寿命は2~3年、長くても5~8年です。途中で買い換えるとなると、それなりにランニングコストが掛かります。

エマ・マットレスの耐用年数は10年で、10年保証付きです。

初期投資は掛かりますが、長く使うことを考えると圧倒的にコスパが良いといえます。

もし、身体に合わない場合でも購入から100日以内なら、自己負担なしで返品・返金してもらえる点も魅力です。

追記:1週間使用してみて・・

筆者は生意気にも『サータ』の23万円する高級マットレスで寝ていました。

今は諸事情でサータは妻に譲りましたが、エマ・マットレスを1週間使用してみたので感想をお伝えします。

筆者スペック
身長180cm、体重75Kg 軽度の腰痛持ち

1週間後の感想

筆者はそこそこ体重がある上に、軽度の腰痛持ちです。そのため、正直ソフトな寝心地は不安はありました。

しかし、1週間経過した今でも身体に痛みを感じることなく、快適に睡眠、起床できています。

欲を言うなら、もう少し軽いと良かったかなくらいです。軽い方が上下を入れ替える時に楽ですからね。

とはいえ、3層からなるウレタンが身体をしっかりサポートしてくれて、ぐっすり眠れています。

1週間程度の使用ではありますが、寝心地はとても満足です。

ソフトな寝心地が好みの妻は、今使っているサータのマットレスよりエマ・マットレスの方が硬さが好みとのこと。

それではまた1ヶ月経過した頃に、レビューしたいと思います。



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