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寝心地が良いオススメのマットレス11選【家具マーケター厳選】
こしおさん
マットレスはできれば店頭で実際に横になって、寝心地を確認してから購入する事をおすすめしますが、必ずそうする必要性はありません。
通販は店頭で買うよりお値打ちに購入できるのが魅力だからです。
マットレスの特徴(硬さと中材)を理解しておけば、通販で購入しても問題ありません。
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マットレス選びで大切な事
・コイルの種類
・硬さについて
一番大切な事はマットレスの特徴を事前に確認しておくこと。良質なマットレスほど特徴となるポイントが明確です。
例えば『体圧分散する内部構造』や『ゾーニングで腰に負担をかけにくい』などがマットレスの特徴になります。
マットレス選びは『内部構造』で寝心地が決まると言っても過言ではありません。内部構造は主にコイルや詰め物で構成されていて、種類も色々あります。
良質な睡眠を得る為のマットレスの選び方
マットレスは『硬さ』によって寝心地が大きく変わります。
ソフトな寝心地が好き、硬めが良いなど硬さの好みには個人差がありますが、もし、硬さに迷う場合は『やや硬め』のマットレスを推奨します。
やや硬めのマットレスは『硬すぎて身体が痛くなる、柔らかすぎて寝返りがしにくい』といったリスクを回避できるからです。
コイルマットレスを選ぶなら『ポケットコイル』がおすすめ
マットレスの中材にどういった材料が使われているかによって、寝心地に大きく影響を与えます。
特に『コイル』についてはマットレスの心臓部というほど大切な部分。
コイルには『ポケットコイル 』と『ボンネルコイル』の2種類ありますが、結論をいうと『ポケットコイル』がオススメです。
理由はボンネルコイルより、ポケットコイルの方が『体圧分散』と『横揺れ』の面において優れている為です。
『ポケットコイル』のメリット・デメリット
メリット
ポケットコイルのメリットは横になった時に身体を点で支え、横揺れが少ないということ。
デメリット
ポケットコイルのデメリットは不織布の袋に入っているので、通気性があまり良くないという点が挙げられます。
しかし、通気性を考えた生地を使ったり、中に湿気がこもらないようにマットレスの側面に通気孔を設けたりしている商品もたくさんあります。
ポケットコイルだからといって通気性について過度に心配する必要はありません。
コイルの数について
マットレスのサイズ | 平均的なコイルの数 |
セミシングル | 340個前後 |
シングル | 400~650個前後 |
セミダブル | 500個前後 |
ダブル | 600個前後 |
クイーン | 700個前後 |
キング | 800個前後 |
ポケットコイルは数によっても寝心地や耐久性が変わります。
コイルの数が多いほど弾力性が高く、寝心地は硬め。逆にコイルの数が少ないほどソフトな寝心地になります。
配列について
配列の種類 | 特徴 |
交互配列 | ・密着する分コイルの数が並行配列より多い ・硬めの寝心地 ・高額マットレスに多い傾向にある |
並行配列 | ・コイルの独立性が上がり機能が発揮されやすい ・すき間ができて空気の通り道ができる ・ソフトな寝心地 ・コストを抑えて作れる |
ポケットコイルは『交互配列』と『並行配列』の2種類あります。
巻き数について
コイルは巻いた状態でポケットに入っていますが、何回巻いてあるかによっても硬さが変わります。
一般的には5~8回巻いてあるものが多く、線径が同じ場合、巻き数が少ないほど硬く、巻き数が多いほどクッション性は上がります。
線径について
1.4mm | 1.6mm | 1.9mm | 2mm | 2.2mm |
柔らかい | やや柔らかい | 普通 | やや硬い | 硬い |
コイルは太さによって硬さが変わります。
一般的には1.9mmが多く、端の部分だけ2mm以上のコイルを使って、腰掛けた時に座りやすいように配慮したマットレスもあります。
また、ポケットコイルには並行配列と交互配列の2種類で『並行配列』は縦横同じ配列でソフトな弾力性、『交互配列』は隙間を埋めるように配列されているので、やや高めの弾力性となります。
良質な睡眠を得たい方、寝返りした時の振動を抑えたい方は『ポケットコイル 』を選ぶといいでしょう。
『ボンネルコイル』のメリット・デメリット
メリット
『ボンネルコイル』はバネをワイヤーで繋げて一体型にしています。バネはポケットコイルのように袋に入っていないので、通気性に優れているというメリットがあります。
デメリット
バネが繋がって一体型になっている為、振動が身体にダイレクトに伝わりやすい点がボンネルコイルのデメリット。
寝返りする度に隣で寝ている人に振動が伝わってしまっては、気を遣って睡眠の質が落ちる可能性もあります。
ウレタンマットレスについて
中材にコイルを使用しないウレタンのみのマットレスを『ウレタンマットレス』といいます。
代表例としてエマ・マットレスやコアラマットレスなどが有名。
種類は『低反発』『中反発』『高反発』があり、それぞれに特徴があります。
低反発ウレタンマットレスの特徴
低反発ウレタンマットレスは身体の形状に合わせてゆっくり沈み込みながら、フィットする寝心地。
ソフトで包まれるような寝心地が好みの方にオススメです。
弱点はソフトなので、寝返りしにくいこと。
体重が75Kg以上の方は沈みすぎて、腰に負担が掛かり腰痛の原因になることもあるので注意が必要です。
高反発ウレタンマットレスの特徴
高反発ウレタンマットレスは元の形状に戻ろうとする反発力が高く、耐久性にも優れています。
程よい硬さで体圧分散に優れているので幅広い体重にも適応しやすい点もメリットのひとつ。
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家具マーケターオススメのマットレス10選
1.エマ・マットレス
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング |
硬さ | ソフト(ウレタンマットレス) |
価格 | 50,000円〜 |
ブランド | エマ・スリープ |
エマ・マットレスはドイツで誕生した受賞歴多数のウレタンマットレス。
日本には2020年10月に上陸したばかりですが、世界では20カ国以上で愛用者が200万人以上もいます。
寝心地はソフトで、特殊なウレタン構造により身体をしっかりと支えてくれます。
ウレタンマットレスのデメリットである、寝返りのしにくさと、通気性の悪さも特殊なウレタン構造により克服。
10年保証、お試し期間100日間なら返金可能など、サポートも充実。
筆者も実際に体験して、納得したおすすめのマットレスです。
2.ハイグレード2層コイルマットレス
サイズ | セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング |
硬さ | やや硬め(ポケットコイル 交互配列) |
価格 | 18,800円〜 |
ブランド | ベストバリュースタイル |
『ハイグレード2層コイルマットレス』は、高級ホテルにあるような雰囲気が魅力のマットレスです。
見た目の良さに加え、寝心地はやや硬めで良好。
中材はポケットコイルが2段に重なっていて、身体を点で支え体圧を分散します。
重さはありますが、圧縮ロールなので部屋にも入れやすく設置も簡単。
まさにコスパ抜群のマットレスです。
3.アニバーサリー36ぺディック
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル |
硬さ | 硬め(ポケットコイル 交互配列) |
価格 | 69,000円〜 |
ブランド | サータ |
アニバーサリー36はサータ日本上陸30周年を記念して作られたマットレス。
サータのマットレスは全体的に値段が高いですが、アニバーサリー36ぺディックはサータのシリーズの中で低価格の部類に入ります。
寝心地はポケットコイル交互配列により硬め。内部構造は7層になっており『サータならではの良質な寝心地』を実感できます。
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4.ZT-020
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル |
硬さ | 硬め(ゼルトスプリング) |
価格 | 36,900円〜 |
ブランド | フランスベッド |
ZT-020はフランスベッドの中でも『硬めで寝心地が良い』と評価の高いマットレスの一つです。
コイルはフランスベッド独自のZELTスプリングを採用しており体圧分散に優れています。
腰あたりをしっかり支えると同時に耐久性もあります。
またコイルの性質上、ZELTスプリングは通気性にも優れているので、カビが発生しにくいというメリットも魅力です。
5.NスリープC01-02
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル |
硬さ | 普通 |
価格 | 21,300円〜 |
ブランド | ニトリ |
ニトリのマットレスは一部メーカー品を除き『Nスリープ』という自社ブランドを展開しています。
C01-02はポケットコイルや詰め物など、内部構造はしっかりしているけど価格が安いのが魅力です。
ニトリの店頭に展示されているので、実物を確認する事もできます。気になる方はまずは店頭で確認してみると良いでしょう。
6.メッシュウィングマットレス
サイズ | セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン |
硬さ | 普通 |
価格 | 31,460円〜 |
ブランド | マニフレックス |
メッシュウィングマットレスは内部構造にスプリングを使用していません。
内部は柔らかすぎず、硬すぎない高反発フォーム『エリオセル』で、優れた体圧分散を発揮します。
その為、アスリートや腰痛持ちの方からの支持も厚く人気の高いマットレスです。
3つ折りに折り畳む事ができるので、押し入れにしまって置く事も可能。ベッドフレームの上だけでなく畳の上でも使えるのも魅力です。
7.アイリス・マットレス
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル |
硬さ | やや硬め(ポケットコイル ) |
価格 | 9,210円〜 |
ブランド | アイリス |
このマットレス最大の魅力は価格の安さ。
安いがゆえ、有名マットレスメーカーと比較はできませんが、内部構造はしっかりしていますし、生地もキルティングという『コスパの良い』マットレスです。
寝心地より優先順位が価格の安さにある方にオススメのマットレスです。
8.サーモフェーズプレミアムモデル
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル |
硬さ | やや硬め(ウレタン) |
価格 | 64,800円〜 |
ブランド | アキレス |
サーモフェーズプレミアムは寝るのに適した温度に自動調節する機能を持った特殊なマットレス。
1年を通して暑すぎず寒すぎない快適な寝床を確保します。
アキレスは元々、ウレタンを専門で作っている有名な会社で、あらゆる分野でアキレスのウレタンが使用、活躍しています。
このマットレスはウレタンの開発ノウハウを最大限に活かしたプレミアムなマットレスといえるでしょう。日本で作られており高品質であるという点も魅力です。
9.プレミアムハード
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル |
硬さ | やや硬め(ゼルトスプリング) |
価格 | 39,990円〜 |
ブランド | フランスベッド |
プレミアムハードはフランスベッドの国産マットレス。
内部構造はフランスベッド独自の『高密度連続スプリング』により身体をしっかり支えてくれます。
ソフトなマットレスから交換した方にとって、はじめのうちは硬く感じかもしれませんが、慣れてくると背中や腰あたりの違和感がなくなっていきます。
個人差はあるものの、日頃から背中や腰の痛みが気になっている方にオススメのマットレスです。
10.マットレス5.5インチ
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、クイーン |
硬さ | やや硬め(ポケットコイル ) |
価格 | 66,000円〜 |
ブランド | シモンズ |
マットレスといえばシモンズ!と指名買いする方もいるほどファンの多いシモンズ。
ファンが多いのもうなずけるほど、シモンズのマットレスは寝心地が良いと評価は高いですが、価格帯は全体的に高めです。
しかし、この『マットレス5.5インチ』はシモンズの中でもっとも安い部類に入り、寝心地も良いと評価の高いマットレスです。
シモンズのマットレスを購入したいけど、高すぎて手が出せずにいる方にオススメのマットレスです。
11.iシリーズBOXトップ
サイズ | シングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル |
硬さ | やや硬め(ポケットコイル) |
価格 | 127,800円〜 |
ブランド | サータ |
iシリーズBOXトップはサータのシリーズの中で、やや高めのクラスのマットレスです。
このマットレスは筆者も愛用しています。これで慣れてしまうと出張が多い筆者はビジネスホテルのベッドで中々熟睡できないという体験をしています。
まとめ
マットレス選びは良質な睡眠を得る為に慎重に選ぶ必要があります。今回ご紹介したマットレスは全て筆者が厳選したものですが、共通点は全てメーカー品であるという事です。
ノーブランド品ならかなり安いものを買えますが、マットレスはできるだけ『メーカー品』を選ぶ事をオススメします。メーカー品は品質だけでなく保証の面でも安心できるためです。
今回ご紹介したマットレスのメーカーの実力はお墨付き。
信頼できるメーカーを選び、スペックをよく確認して購入する事で、良質な睡眠を手に入れる事ができます。