ニトリのワークチェアはバリエーションが豊富です。
本記事では、10,000円〜20,000円前後のワークチェアのなかで、とくに人気の4モデルを選出して徹底解説します。
本記事で解説するワークチェア
- ランツァ
- MCA020A
- ヘレス
- ファスKD
目次
ニトリの10,000円〜20,000円のワークチェア、実力は…?
ニトリは、10,000円台から20,000円台のワークチェアが多いです。
種類が多いだけに、一概に評価をするのは難しいですが、全般的に安いのは間違いありません。
たとえば、同じようなワークチェアでも他社よりニトリのほうが安い傾向にあります。
大量に生産してコストを抑えている点はさすがです。
なおニトリにはたくさんのワークチェアがありますが、商品の入れ替えは多いです。
あまり売れなかったりすると早い段階で廃番になります。
そういった点から、今回選出した4モデルは比較的息が長い商品といえます。
つまり人気があるワークチェアといえるわけです。
廃番にならない保証はありませんが、人気に見合う実力は十分にあるといえます。
ランツァを評価
サイズ | 幅:66cm 奥行:63cm 高さ:113(座面43~53)cm |
機能 | ・上下昇降 ・アームレスト昇降 ・ヘッドレスト角度調節 |
・スタイリッシュ
・スムーズなロッキング
ランツァは商品の入れ替わりが多いニトリのなかでも、長く販売を続けているヒット商品です。
ヘッドレストとアームレストが付属しているわりに価格が安く、コスパはとてもいいワークチェアといえます。
座り心地はやや硬めです。
座面は薄めのモールドウレタンですが、底打ち感はありません。
ランバーサポートはないよりはマシかなというレベルです。
そこまで腰をしっかり支えるほどサポートは効いていません。
座面の奥行きはやや深めなので、身長160cm以上の方が座りやすいサイズ感です。
いずれにせよ、フルスペックでかなりお値打ちなので買う価値は十分すぎるほどあります。
MCA020Aを評価
サイズ | 幅:64cm 奥行:71cm 高さ:111.5(座面43.5~51.5)cm |
機能 | ・上下昇降 ・ロッキング ・可動式アームレスト ・可動式ヘッドレスト |
・ハンガー付き
・ランバーサポート調節機能付き
MCA020Aは座面の幅が広く、ゆったり座れます。
ハイバックでヘッドレストも付属しているため、座ったときに余裕が感じられるサイズ感です。
体格に合わせてアームレストやヘッドレストの角度を調節すれば、よりフィット感も得られます。
座り心地は上々で、価格を考えるとかなりコスパは良いです。
一般的に、同じスペックのチェアだと30,000円台で販売しているレベルになります。
デザイン、機能、座り心地のバランスに優れたワークチェアといえます。
ヘレスを評価
サイズ | 幅:63cm 奥行:68.5cm 高さ:105.5(座面40~48)cm |
機能 | ・上下昇降 ・背座一体ロッキング |
・心地いいクッション
ヘレスはゲーミングチェアのようなデザインが特徴のワークチェアです。
座り心地はややソフトなクッションが心地よく、価格以上の価値を感じられます。
張地が合成皮革の場合、ムレやすいデメリットがありますが、本商品はお尻と背中があたる部分にメッシュ生地を採用。
ムレにくいように配慮している点もメリットです。
なお座面をもっとも低い位置に設定した場合の座面中央部の高さは約40cm。
これは日本人の体格に合いやすい高さです。
自宅で裸足になって座ってもかかとが接地しやすいメリットがあります。
ヘレスはゲーミングチェアのように多機能ではありません。
しかし座り心地はとても良いので、作業用チェアにオススメできます。
ファスKDを評価
サイズ | 幅:60cm 奥行:67cm 高さ:105-113(座面43~51)cm |
機能 | 上下昇降 |
・クッション性がいい
・腕が痛くならない
ファスKDは生地がPVCのため、ファブリックと違って重厚感があります。
とはいえ本格的なマネジメントチェアほど見た目の重さは感じないので、自宅での使用にもおすすめです。
安さのわりにクッション性が良く、長時間でもラクに座っていられるのもおすすめのポイント。
アームレストはパッド付きなので、腕を置いたときに痛くならないのも魅力です。
まとめ
ランツァ、MCA-020A、ヘレス、ファスKDについて解説しました。
総合評価として、この4モデルは価格以上の良さを感じることができます。
それほど機能と座り心地を追求しないならば、どれも満足度は高いですよ。
オフィス家具メーカーのワークチェアについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
オススメのゲーミングチェアについては、こちらの記事をご覧ください。