在宅ワークが普及するなかで注目を浴びているのが中古のオフィスチェアです。
「中古」は、新品より安く買えるのがメリットですよね。
結論から言って中古オフィスチェアは「買い」で間違いありません。
しかし、すべての中古オフィスチェアがおすすめというわけではないです。
中古こそ、状態をよく見極める必要があります。
場合によっては、
「中古なんて買うんじゃなかった!」
と最悪な結果になることだってあります…。
つまり、中古のオフィスチェアを買って満足できるかは、購入前のチェックでほぼ決まると言っても過言ではありません。
満足いく中古オフィスチェアを買うために、本記事では購入前にチェックすべきポイントをご紹介します。
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目次
中古オフィスチェアを買う前のチェックポイント
中古オフィスチェアを買う前にチェックすべきポイントは大きく分けて3つあります。
- 本体の状態をチェック
- 新品価格の確認
- 保証の有無
本体の状態を見る
中古オフィスチェアは新品ではないため、さまざまな症状を抱えています。
なので買う前には「状態を把握する」というのはとても大切なことです。
キズや汚れは多少目をつむれても、構造に関わる部分で問題があると使用上支障をきたしてしまうことも。
キズ、汚れをチェック
キズや汚れはどこまで許容できるかは人それぞれです。
汚れはお店がきれいに拭いてある場合もありますが、拭ききれず汚れが目立つ状態で販売していることも。
まずは許容できる範囲かチェックしましょう。
とくにフレーム部分の樹脂(プラスチック)はキズが目立つ場合があります。
生地のほつれ、破れをチェック
中古のオフィスチェアは、生地が消耗していることが多いです。
汚れならまだしも、破れていると見栄えが良くないですし、使っているうちに破れの面積が広がることもあります。
また、ほつれ程度であったとしても引っ掛けて破れてしまう場合があるので注意が必要です。
はっきりいって、生地のほつれや破れが見受けられる中古オフィスチェアは避けたほうが無難です。
張り材がメッシュの場合、テンションもチェックしましょう。
メッシュ素材は消耗しているほどテンションがゆるい傾向にあります。
あまりにもユルユルになったメッシュは座り心地に悪影響を与えるのでおすすめできません。
ウレタンのヘタリをチェック
張り材の生地が布の場合、中材はウレタンが使用されています。
このウレタンの状態をチェックしておくのも大切なポイント。
消耗しているウレタンほどペタッとしています。
指で押さえてみてヘタリを感じられず、そして弾力性があればまだまだ使える証拠でもあります。
動作に異常がないかチェック
動作でチェックすべきポイントは3つあります。
- 背ロッキング
- 座面昇降
- アームの動き
座った状態で後ろにもたれかかったとき動きに問題がないか、背もたれに段階固定が付いたチェアならきちんと固定できるかをチェックします。
また、座面の昇降にはガスシリンダーが使用されていますが、このガスシリンダーも消耗品です。
販売している以上ガスシリンダー不良は考えにくいですが、上下昇降しないと話になりません…。
アーム(肘)は角度や高さを調節できる可動式タイプの場合、動作に問題がないかチェックします。
異音がしないかチェック
中古オフィスチェアで意外に多いのが「異音」です。
ギシギシと音が鳴ると気持ち悪いですよね。
これは可動部の油が切れてしまって発生する場合と、構造的な問題で発生する場合の2通り考えられます。
もし異音がする場合はショップへ直るか確認してみましょう。
価格をチェックする
中古のオフィスチェアは価格が幅広く、安いと新品の1/3ていどで買える場合も。
しかし新品と違って中古のオフィスチェアに「定価」は存在しません。
また同じ中古のオフィスチェアであっても、ショップによって価格が違うこともザラにあります。
なので価格については、まず新品の小売価格を調べることが大切です。
・必ず新品の小売価格を調べましょう
反対に中古の価格が安すぎる場合も注意が必要です。
なぜなら、なにかしらの欠陥を抱えている場合があるため。
価格の調べ方まとめ
- →品名(品番)を確認する
- →→オプションの有無を確認する
- →→→小売価格をWebで調べる
品名が分かれば、新品がいくらで売っているのか確認できます。
さらに言えば品番まで確認できると、正確な価格を確認することが可能です。
もし品番が不明でも、メーカーのオフィスチェアならお店に聞けば分かるはずです。
そして注意すべきはオプションについて。
「ヘッドレストの有無」
「アームの種類」
といった部分で価格が変わってきます。
保証を確認する
購入前に、ショップ独自の保証が付いているか確認しましょう。
中古オフィスチェアである以上、使用1年未満でほぼ新品の状態であってもメーカー保証は継承されません。
一度中古家具店に入荷すると中古扱いになります。
中古オフィスチェアは保証が付いていないのが一般的ですが、ショップによって1年保証を設けているショップもあります。
中古で狙うべきオフィスチェア
中古でオフィスチェアを買うなら高級デスクチェアを狙うのがおすすめです。
高級デスクチェアは新品価格は高いですが、中古ならかなりお値打ちに買えます。
もちろん高級デスクチェアとはいえ中古ですから状態はさまざま。
できれば安すぎは避けて、新品の状態に近いチェアのほうが結果的に長持ちしますし経済的です。
反対に、オフィス家具メーカーではないオフィスチェアを中古で買うのはおすすめできません。
品質面で不安ですし、安さ重視なら新品でおすすめのオフィスチェアはいっぱいあります。
中古で狙うべきおすすめのオフィスチェア
アーロンチェアやセイルチェアは外資系大企業の移転や撤退に伴い、中古店へ大量入荷するケースがあります。
そうすると、新品価格の半額程度で状態がかなり良いものを買える可能性がありますよ。
中古オフィスチェアでおすすめのショップ
リサイクルショップは街中にたくさんあれど、オフィスチェアを販売しているショップは正直少ないです。
そこでおすすめなのがオフィス家具専門の中古家具店。
なかでもオフィスバスターズはたくさんの種類の中古オフィスチェアを販売しています。
店舗も東北・関東・東海・関西・九州に全30店以上あり、中古オフィス家具店としては最大級の規模を誇ります。
ぜひお店に足を運んでチェックしてみてください。
オフィスバスターズはお店に行けない場合でも公式サイトから購入することもできます。
公式サイトでは中古オフィスチェアの状態をかなりくわしく紹介しているので安心です。
しかし、
「やっぱり中古を画面上だけで買うのは心配…」
という方は…
最寄りの中古オフィス家具店へ足を運んで実物を見てから購入しましょう。
こんな方は新品での購入がおすすめ
中古のオフィスチェアは、ブランドの高級オフィスチェアが安く買えるのがメリットです。
しかし中古ではなく、新品での購入のほうがおすすめのケースもあります。
・メーカー保証付きで安心して使いたい
結論からいって、新品に勝るものはありません。
ピカピカでだれも使っていない新品のオフィスチェアはとても気分が良いものです。
新品で買えばメーカー保証も付くので安心して使えるのもメリット。
なによりオフィスチェアは消耗品ですから、少しでも長く使いたいなら新品のほうが良いのは言うまでもありません。
新品でオフィスチェアを購入するなら、Amazonや楽天市場などモールで買うのうも良いでしょう。
より安心して購入したいなら、オフィスメーカー正規販売店のKagg.jpがおすすめです。
ブランドや高級オフィスチェアにこだわらず、価格重視で購入したい方も中古はおすすめできません。
なぜなら新品でも優良メーカーのお値打ちなオフィスチェアは買えるからです。
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さいごに:中古オフィスチェアは「一期一会」
中古オフィスチェアは「ご縁」もあります。
そのときに欲しいと思っても、少し経ったら売れてしまって買えなかったなんてことは普通にありますから…
新品と違って、
「これだ!」
と思ったら、すぐに買うことも念頭におくといいですね。
さいごまでお読みいただきありがとうございました!